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第1回 変動損益計算書を作成しよう(1)

会計事務所から提供される試算表(月次成績)や決算書は、制度会計(税務会計基準)で作成されているため、実際の経営管理には少し加工して活用することがベストです。これが「変動損益計算書」なるものです。

「変動損益計算書」とは何か?

言葉の通り、医業収益の増減によって変化する損益を的確につかむことなのです。医業経営上の必要経費は、「変動費」と「固定費」に区分でき、医業収益の増減によって変化する費用を「変動費」、増減の変化に連動しない費用を「固定費」とすることです。

「変動費」は何を指すのか?

主に、医薬品費、診療材料消耗品、検査委託料、給食費(給食材料)など診療行為に直接必要とする費用を指します。これらの割合が、他の医療機関や同診療科との比較において適切な割合かどうかを検討します。

「固定費」は何を指すのか?

原則的には、変動費以外の費用をすべて固定費と定義するのが良いと思われますが、実態を加味して、変動要素が大きいものは変動費とすることが良いでしょう。

「変動損益計算書」を作成すると何がわかる?

変動損益計算書から、貴医院の損益分岐点(採算分岐点)収益や資金収支分岐点を計算することができ、目標値の設定が容易にできます。数値目標が明確になれば、その目標値を達成させるための取組方法がいくつか見えてくるはずです。

こんな時に活用できる「変動損益計算書」

  • 設備投資時の増加経費に対して、どのくらいの収入が必要か。
  • 人員を増やす場合、どのくらいの収入が必要か。
  • 設備投資の時、リース契約にするか?借入金で賄うか?
  • 新たな借入を行う場合の必要収入はどのくらいか?
  • 自医院の人員は適正か?人件費は高すぎないか?
  • 自医院の経営安全度(余裕度)はどのくらいの水準か?

など、あらゆる側面から活用できます。

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