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第4回 変動損益計算書を作成しよう(4)

医業収益達成の可否判断をどうやって考えればよいか?

前回まで、変動損益計算書をもとに、必要な医業収入目標を算出する計算過程を掲載しました。さて、この必要収入や目標とする収入を達成させることが可能なのか?否か?を検証してみましょう。

保険診療中心の場合

レセプト総括表を利用しましょう。(3~6ヶ月分位あると基準値が明確になります)

  • レセプト総括点数=1ヶ月の保険診療収入合計
  • 実日数=1ヶ月来院延患者数となりますから、レセプト総括点数/実日数=患者一回当たりの平均保険診療収入がわかります。
    実日数/診療日数=1日当たりの平均来院患者数がわかります。
    これらを3~6ヶ月平均していただくと、より基準値に近い平均値が出てきます。

※必要収入/12ヶ月/診療日数/患者一回当たりの平均保険診療収入=1日当たり必要患者数となりますのでこの患者数をクリアできるかどうか?を検証して下さい。

自費収入が多い、整形外科、産婦人科などは自費患者の統計(収入や患者数)を取って、同様の考え方で計算してみると、良いでしょう。

医業収益目標が明確になれば、日々の患者獲得目標も同時に確認できますので、患者獲得の為の方法を検討して下さい。

  • 診療に対する説明は十分か?
  • 患者様の満足度は高いか?
  • 患者獲得の為のPRは十分できているか?
  • 職員の患者様対応レベルは高いか?
  • 院内の美化や清掃に十分気をまわしているか?
  • 院外調剤の場合、薬局の対応や説明は十分行われているか?

など、患者様を満足させるための工夫や取組みができているかを再検証しましょう。

医業収益目標の達成取組みと同時に、経費の削減ができないか?を職員全員で考えましょう。

特に、医薬品や診療材料のストック状況・ロスを最小限に抑え、適正な発注を実施することで、効果が激変することがあります。そう言った取組み自体が、普段の気付きや行動に直接現れることが多いからです。

次回の「THE 医業経営(院長先生の経営・税務相談)」は、税務調査事例と対応について掲載します。

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